信号制御で羽田空港~都心間の空港バスを優先走行-東京都が新システム導入

東京空港交通のリムジンバス。羽田線と成田線を合わせて1日約1,200便運行されている。写真=東京空港交通

東京空港交通のリムジンバス。羽田線と成田線を合わせて1日約1,200便運行されている。写真=東京空港交通

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 今年10月の羽田空港の再拡張・国際化による旅客の増加に向け、東京都は2010年度中に、空港リムジンバスが渋滞の多い都心部を優先的に走行できるようにする新信号制御システムを導入する。

 導入計画は、都の都市戦略の実行プログラム(2010年1月策定)の中の「空港アクセスの向上」として新規に発表された。その趣旨を「主要な空港アクセス手段の一つである空港直行バスに、優先的な信号制御を行う公共車両優先システムを導入し、主要駅やホテルと空港間の所要時間の短縮を図り、利便性を向上する」としている。

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 システムは道路上と車両に設置した光ビーコンでバスを識別するもの。その情報を受けた交通管制センターが走行路線の交差点の赤信号の短縮や青信号の延長を制御し、バスが優先的に走行できるようにする。2010年度に新宿駅・周辺ホテル、臨海副都心・竹芝地区ホテル、区部東部(亀有駅・小岩駅・葛西駅)の3地区で実施し、その後、順次エリアを拡大する。

 羽田空港~都心間の多くの路線にリムジンバスを運行する東京空港交通によると現在、既に一部の車両で車載器などの設置準備を進めているという。新システムの運用開始後には、「終日混雑する新宿西口などのターミナル駅周辺の交差点などで時間短縮の効果が期待できるのでは」と、その効果に期待を寄せる。

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