語学学習ソフトを扱うロゼッタストーン・ジャパン(渋谷区)は1月6日、羽田空港第2旅客ターミナルビル・マーケットプレイス3階「丸善・羽田空港店」(大田区羽田空港3)内に、同社製品を専門に販売するストア・イン・ストアをオープンした。
同社製品「Rosetta Stone(ロゼッタストーン)」は、1992年に米国で開発された外国語を身につけるためのソフトウエア。「最先端のIT技術をもとに、母国語を覚えるように無理なく自然に言語を身につけられる」(同社)。CD-ROM版とオンライン版で、英語・フランス語・中国語・ギリシャ語・アラビア語など、世界人口の約90%をカバーする31言語に対応する。米国ではこれまでに空港内に28店舗(2009年12月現在)を展開しているが、国内では今回のストアオープンが初めて空港内での販売となる。
新店舗にはタッチパネル端末を備えた機器「無人型Store-in-Store」を設け、利用者が自由に製品概要を理解できるようにした。製品コンセプトや利用者の体験談・コメントの映像などを用意し、今後、旅行先の言語を気軽に試せるような体験型のコンテンツも追加する予定だという。同店限定で、購入製品の全国無料配送も提供する。
同社によると、今秋の国際化で一層の国際線旅客の増大が期待される同空港の店舗では、主に中国語や韓国語などのアジア言語に対応する製品の需要拡大を見込んでいるという。今後、国内のほかの空港内での展開についても検討していく。
営業時間は7時30分~20時。