複合型スポーツレジャー施設「livedoor URBAN SPORTS PARK(ライブドア アーバンスポーツパーク)」(江東区有明1)が10月12日、全面開業した。
東京建物を代表企業とし、TSP太陽、日テレ アックスオンで構成するコンソーシアムが設立したTokyo Sports Wellness Villageが運営する同施設。ネーミングライツパートナーはミンカブ・ジ・インフォノイド(港区)。正式名称は「有明アーバンスポーツパーク」。
敷地面積は約3.1ヘクタール。コンセプトは「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」。スケートボードやボルダリング、3人制バスケットボールなどのアーバンスポーツの施設と、カフェやフードモール、ドッグサロンなどを備えた商業区画「ACTLOW URBAN MARKET(アクトローアーバンマーケット)」を開設する。
全面開業に伴い同日、90メートルのランニングトラックを6レーン設けたランニングスタジアムと、アメリカのRCI社の全長約24メートル×幅約12メートル×高さ約15メートルのロープアスレチック「モンスタージャングル」のほか、商業区画内のフードモール、競技用義足体験会や義足ユーザーでも参加可能なランニングクリニックを開催していくというスポーツ義足の研究開発企業「Xiborg(サイボーグ)」の拠点がオープンする。4月には先行して、「ストリート」「パーク」の2コースを備えた「スケートボードパーク」、1面約35メートル幅のウォールを2面備えたスポーツクライミング「ボルダー」の専用施設「ボルダー棟」、屋根付きコート1面と屋根なしコート1面を備えた「3×3バスケットボールコート」をオープンさせている。
屋外に設置された「モンスタージャングル」は綱渡りや丸太渡りなど52種類の遊び方ができ、大人と子どもでゾーンが分かれている。商業区画の愛犬家向け複合店舗「HOT DOG TOWN Ariake」は、総面積280平方メートルを超える店内に、セレクトショップやグッズファクトリー、カフェ、トリミングサロン、屋内ドッグランを常設する。フードモールにはハンバーガーレストラン「潮見スキッパーズ」が出店したほか、ポップアップでタコス、ハワイアンフード、スムージーなどを提供していく。
東京建物の北川雄大さんは、「来場者がアーバンスポーツを知るきっかけとなり、地域の人にも愛される施設になってほしい」と話す。
営業時間は13時~21時(土曜・日曜・祝日は10時から)。