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「羽田イノベーションシティ」で1周年記念イベント 「宇宙兄弟」特別展も

羽田イノベーションシティの外観

羽田イノベーションシティの外観

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 大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」(大田区)のグランドオープン1周年記念イベント「あわい-awai 2024-」が11月1日から開催される。

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 同施設は昨年11月にグランドオープン。羽田空港に隣接する大規模複合施設で、敷地面積は約5.9ヘクタール、延べ床面積は13万1000平方メートル。「この街を訪れるすべての人に、イノベーションを。」をコンセプトに、商業施設やライブホールのほか、オフィスや研究施設など、多様な機能を備えている。

 イベント名の「あわい(間)」は、「合う」を語源とした異なる領域が重なる部分を意味する日本の古語。イベントでのコンテンツ体験が重なり、イノベーション創生のきっかけになることを目指す。「みらいにであう」「ぶんかにであう」「くらしにであう」の3つのカテゴリーに分けてコンテンツを展開する。

 「みらいにであう」では、「先端」をテーマに最先端テクノロジーを集める。未来の空港展示をテーマに、空港・航空業界、施設運営業界に焦点を当てた先端技術の展示会「HANEDA EXPO 2024」を開催するほか、オリジナルAR年賀状を開発ユニット「AR三兄弟」と共に作成するワークショップや、特定の条件下で完全自動運転が可能なレベル4の自動運転バス試乗体験もある。

 「ぶんかにであう」では、大田区・羽田ならではの日本文化や最先端の表現を体験するコンテンツを用意。漫画「宇宙兄弟」の特別展を開催し、複製原画や大型パネルの展示、限定グッズ販売、子ども向け体験型ワークショップ、トークイベントなどを行う。音と都市・社会の「あわい」を考えて表現する参加型音楽イベント「SOUND & CITY」や、現代デザインスタジオのwe+と島津製作所による粉末の可能性を探究するリサーチプロジェクト「WONDER POWDER」のスピンオフ企画も行う。

 「くらしにであう」では、調味料「アウトドアスパイスほりにし」と全国各地の食材を組み合わせたオリジナルレシピを競う「ご当地ほりにし甲子園」や、全国各地の産直品や名産品をそろえた「ライフスタイルマルシェ」、東京スリバチ学会の皆川典久会長による案内で平和島や羽田漁師町をめぐる街歩きツアー、日本橋から羽田のクルージングツアーを行う。

 開催時間は10時~17時(最終日は18時まで、コンテンツにより異なる)。雨天・荒天の場合、一部コンテンツは中止の可能性あり。入場無料(一部有料)。11月3日まで。

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