ビーガン対応の日本食レストラン「ダイバーシティダイナー 羽田空港」(TEL 03-6428-0818)が7月30日、羽田空港第3ターミナル(大田区羽田空港2)4階の国際線出発ロビーエリア「江戸小路」にオープンした。
運営は、日本空港ビルデング(大田区)と東京国際空港ターミナル(同)。だしや具材を含めて動物由来の食材を使わないビーガン料理を提供し、多様化するライフスタイルやインバウンド需要の拡大に対応する。店舗面積は257平方メートル。席数は80席。
メニューは、ベジタリアン・ビーガン対応のレストラン検索サイト「ハッピーカウ」で2019年にベストビーガンレストランランキング1位を獲得した「菜道(さいどう)」(目黒区)のシェフ、楠本勝三さんが監修。NPO法人ベジプロジェクトジャパンによるビーガン認証を受けている。ニラやニンニク、ネギなど、臭気のある野菜「五葷(ごくん)」を食べないオリエンタルベジタリアンにも対応する。
フードは、天ぷらそば(1,600円)、きつねうどん(1,100円)、みそラーメン(1,600円)、カツカレー(2,200円)など、日本食として国内外でなじみのある料理をラインアップした。
スイーツは、パティシエの辻口博啓さんが監修し、卵、バター、精製糖を使わないメニューを提供する。米粉のもなかにプラントベースのジェラートとあんこを挟んだ「アイスモナカ(抹茶味)」(650円)などを店内で提供するほか、物販には「プラントベースクッキー・ジャポネ(10枚セット)」(3,290円)や「米糀(こうじ)玄米かりんとう3種セット」(2,580円)などを用意する。
内装は、江戸城の大広間をイメージし、モダンで落ち着いた空間を目指した。季節ごとのテーマに沿ったアート作品などの展示も予定している。
営業時間は10時~22時。