「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG(ハルミ フラッグ)」(中央区晴海5)が3月1日、HARUMI FLAGエリア内にオープンする。
HARUMI FLAGは東京オリンピック2020大会選手村の跡地で再開発が進むエリア。同施設は「『新しい街』から始まる『新しい暮らし』」をコンセプトにした「生活密着型」施設をうたい、近隣住民の日常生活を支える40店が出店を予定している。敷地面積は1万1300平方メートル、建物は地上3階、地下1階。
1階には、スーパーマーケット「サミットストア」やドラッグストア「マツモトキヨシ」、クリーニング店「ポニークリーニング」などが出店。2階には、書店「有隣堂」や100円ショップ「ダイソー」のほか、「サーティワンアイスクリーム」「ロイヤルホスト」などの飲食店が並ぶ。3階には、歯科や眼科などのクリニックや調剤薬局、フィットネスジムが入居。4月には中央区認可保育所の開園も予定している。
地域の交流を創出するスペースも設ける。2階のメインエントランスには、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の大会の歴史を未来に継承することを目的にスポーツピクトグラムのオブジェを設置。「アートウオール」や、イベントスペースとしても使える共有スペース、キッズスペースなども設ける。キッズスペースにはベビーカーと一緒に入れる広いトイレや授乳室、おむつ替えスペースなどを配置する。
施設の建物は、カーボンニュートラルデザイン推進計画の一環として施設の設計一次エネルギー消費量を30%以上削減し、エネルギー消費量を削減する設備の認証制度「ZEB Oriented(物販等)」認証を取得している。
施設に隣接する場所で交通ターミナルの開発も進められており、都バスの停留所やコミュニティーサイクルポートの設置などを予定する。
営業時間は店舗により異なる。駐車台数は104台。