「イマーシブ・フォート東京」が2024年春、昨年閉館した商業施設「ヴィーナスフォート」(江東区青海1)の建物を一部活用して開業する。運営は刀(大阪市)。
同施設は、イマーシブシアターを中心とした没入体験(イマーシブ体験)を提供する屋内型エンターテインメント施設。イマーシブシアターとは、英ロンドンから世界的に広まっていったエンターテインメントの形式で、「イマーシブ」は「没入感」を意味する。観客が客席から舞台を鑑賞する従来の観劇方法ではなく、観客が物語の登場人物や当事者として物語に積極的に関わり、さまざまな体験ができるコンテンツを提供する。
制作は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのイマーシブシアター「ホテルアルバート」を制作した津野庄一郎さんと興山友恵さんが担当する。
施設の総面積は約3万平方メートル。ヨーロッパの街並みを再現した旧ヴィーナスフォートの建物を活用し、体験時間1時間を超える大規模なコンテンツや、「ダークでミステリアス」な演出を加えたコンテンツなど12種類のアトラクションと6つの物販・飲食店舗を展開する。
料金や営業時間などの詳細は今後、順次発表する。
※初掲時、一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。