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日本科学未来館で特別展「NEO 月でくらす展」 月での暮らしを体験

「月面重力体験ミッション」 ©NEO 月でくらす展製作委員会

「月面重力体験ミッション」 ©NEO 月でくらす展製作委員会

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 特別展「NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~」が現在、日本科学未来館(江東区青海2)1階の企画展示ゾーンで開かれている。

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 同館と図鑑シリーズ「小学館の図鑑NEO」を発行する小学館(千代田区)などの企業が協力し開催する同展。月面での長期滞在が可能になった2040年の世界を科学的な知見で想定し、来場者が月面での暮らしを疑似体験できるコンテンツやパネル展示を用意する。監修は惑星地質学者で、立命館大学教授の佐伯和人さんが務める。

 コンセプトは「3つの役割で楽しむことができる『なりきり型』展覧会」。来場者は、月面の様子を地球に伝える「月面レポーター」、月面で働く「月面ワーカー」、月面を研究する「月面科学者」の3つのキャラクターになり切り、それぞれの役割を体験しながら未来の宇宙生活を学ぶ。

 展示は、「月面基地ゾーン」と「月面ゾーン」の2軸で展開。「月面基地ゾーン」は「生活エリア」「管制室エリア」「ラボエリア」で構成し、月での衣食住や月で暮らすための仕事を紹介する。体験コンテンツは、遠隔操作で月面探査をするミッションなどを用意する。

 「月面ゾーン」では、月から見える地球や月の砂「レゴリス」に覆われた月面などを再現し、「月面重力体験ミッション」や「月面探査体験」などのコンテンツを用意。「月面重力体験ミッション」(500円、年齢・身長・体重制限あり)は地球の6分の1しかない月の重力を疑似体験できるコンテンツで、参加者は、ハーネスを装着した専用の衣装に着替えて参加し、上から装置に引っ張られることで体重が軽くなった状態を体験できる。

 開場時間は10時~15時(土曜・日曜・祝日、7月19日~9月1日は17時まで)。火曜休館(7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館)。料金は、大人=2,400円、18歳以下=1,700円、未就学児=1,100円、3歳以下無料。チケットは当日券窓口とウェブサイトで販売する。当日券窓口での販売は売り切れの可能性あり。9月3日まで。

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