キヤノン(大田区下丸子3)とポピンズコーポレーション(渋谷区)は1月5日、キヤノンが本社近くに所有する施設内に都認証保育所「ポピンズナーサリー多摩川」(大田区下丸子3)を開園した。
同園は都内在住の生後57日目~就学前までの児童を対象に、7時30分~20時30分の保育を実施する。定員は30人。多摩川に近い好立地に広々とした保育ルームと天然芝の園庭を備える面積約102坪の施設で、子どもたちは「のびのびと過ごすことができる」(ポピンズ社)。
キヤノンはこれまで、社員とその家族の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現するための取り組みとして、全社的な勤務時間短縮の推進や休暇制度の充実、育児・出生などの支援制度の導入・拡充を進めてきた。
保育関連サービスを幅広く提供するポピンズコーポレーションは現在、認可保育所・都認証保育所・事業所内託児所・インターナショナルプリスクールなどを7都府県の約60カ所で運営する。
都市部を中心に保育所の不足が社会問題となっている中、両社の同分野での取り組みがそれぞれのリソースを組み合わせることで具体化したもの。
入所は月ぎめだが、定員に空きがある場合には「一時預かり」にも対応する。一時預かりは原則として2日前までの予約が必要(空き状況によっては当日でも利用可)。