お台場の複合型施設「パレットタウン」(江東区青海1)が今後の新たな開発のため、今年12月より順次各施設の営業を終了する。
1999(平成11)年3月に開業した「パレットタウン」は、中世ヨーロッパの雰囲気が特徴の商業施設「ヴィーナスフォート」、モビリティ体験型テーマパーク「MEGA WEB」、「パレットタウン大観覧車」、コンサートホール「Zepp Tokyo」、体験型ミュージアム「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」など、多様な施設が終結している複合型エンターテインメント施設。これまでに国内外延べ約4億人が来場したという。臨海副都心エリアの開発事業に伴い、進出事業者である「トヨタ自動車」(愛知県豊田市)と「森ビル」(港区)で新たな施設の企画・検討をすることになり、今年12月から順次パレットタウン内の各施設の営業を終了する。
各施設の営業終了予定は、「MEGA WEB」は今年12月31日まで、「Zepp Tokyo」は来年1月1日まで、「ヴィーナスフォート」は来年3月27日まで、「パレットタウン大観覧車」と「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」は来年8月31日まで。各施設で閉館に向けた施策やイベントを予定している。
「トヨタ自動車」が発表したリリースによると、跡地に「多目的アリーナ」を2025年秋オープンを目指し建設予定。