大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ(中央区)が現在、9月5日に閉館する「東京お台場 大江戸温泉物語」(江東区青海2)で夏のイベントを実施している。
2003(平成15)年に開業し、江戸情緒をモチーフにした建物の装飾の中、天然温泉に漬かる「温泉テーマパーク」として、国内外の客を年間約100万人動員してきた同館。東京都との事業用定期借地権設定契約が今年12月に期限を迎えるため、9月5日をもって閉館する。
閉館日までのイベント第1弾として、700坪の足湯庭園に140本以上の和傘を飾りライトアップする「和傘ART GARDEN ~SUMMER~」、土曜・日曜限定で全長50メートルの足湯にたくさんの花を浮かべる「花彩足湯 ~はなあしゆ~」を開催する。さらに来館者や従業員が寄せ書きをする「メッセージボード」も設置する。
同館担当者は「9月5日をもって18年の歴史に幕を下ろすことになった。楽しい思い出をたくさん作ってもらえるよう、最終営業日までスタッフ一同笑顔でおもてなしをしたい。東京お台場 大江戸温泉物語の最後の夏を一緒に盛り上げてほしい。」と来館を呼び掛ける。
利用時間は日帰り利用=11時~20時、朝風呂利用=5時~9時。9月5日まで。