イマーシブシアター「Venus of TOKYO(ヴィーナスオブトーキョー)」が6月5日、お台場ヴィーナスフォート(江東区青海1)2階にオープンする。主催はダンスカンパニー「DAZZLE(ダズル)」。
イマーシブシアターとは、観客が演者と同じ空間で自由に行動し物語の一部として作品に参加できる「体験型演劇作品」の総称で、2000年代にロンドンで始まったもの。「DAZZLE」は2017(平成29)年から日本でイマーシブシアターの制作に取り組み、これまでに数々の作品を上演している。
「Venus of TOKYO」は、常設イマーシブシアターとして約1年間限定で開催。演目は参加する観客の行動によって変化するマルチエンディングストーリーになっている。クリエーティブスタジオ「Whatever」(港区)がデジタル演出を手掛け、avex(同)のサウンド制作チーム「Sound edge」が音響の一部を担当。林ゆうきさんが楽曲で参加する。
ネット経由で物語を体験できるオンライン公演も7月以降に同時開催する予定。演者の行動を投票で決めることができる。
6月は1日3公演で、一般チケットは、平日=6,500円、土曜・日曜・祝日=7,500円(DAZZLEユーザーズサイト有料会員は500円引き)。