日本科学未来館(江東区青海2)1階企画展示ゾーンで8月8日、空間インスタレーション「ひらめきの庭」が始まった。
「risk≠0」(リスクはゼロではない、だから)をスローガンに、「新しい生活様式」における科学館の可能性や新たな役割を今後も提案していく予定の同館。その第1弾として、約1500平方メートルある1階の企画展示ゾーンを生かして同イベントを企画した。
「ひらめきと出合う散歩」がテーマの同イベント。映像と音で緑豊かな自然を再現した「いきつぎの森」、アルベルト・アインシュタインなどの科学者たちが残した言葉が書かれた「ささやきのベンチ」、足元に映し出される自分の姿と戯れる「はばたきの泉」、演奏を聴きながら来場者と空間体験を共有する「ときめきのピアノ」の4つのゾーンから成る。
「ときめきのピアノ」ゾーンでは、ピアノに組み込まれたAIが歴史的ピアニストであるグレン・グールドの演奏を再現。毎時45分(最終16時45分)に自動演奏を行う。毎時55分~翌30分(最終15時55分~16時30分)の間は、来場者が自由にピアノを演奏することができる。
開館時間は10時~17時(最終入館は30分前まで)。火曜休館だが、8月は休まず開館予定(施設保守のため臨時で休館日を設ける場合があるので要確認)。入館料は630円(18歳以下は210円)。入館は日時指定の事前予約制で、ホームページでオンライン予約を受け付ける。今月30日まで。