羽田経済新聞の今年下半期PV（ページビュー）ランキング1位は、羽田空港再拡張事業における新国際線旅客ターミナルの巨大告知看板の記事「羽田新国際線旅客ターミナル工事現場に巨大看板－完成予想図も」が輝いた。ランキングは今年7月1日から12月25日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。

　2010年の供用開始を目指す新国際線旅客ターミナルの話題が最もアクセスを集め、3位と10位に新滑走路建設工事の進ちょくを伝える記事がランクイン。同空港の再拡張・国際化事業への注目の高さがうかがえる。2位には国交省がほぼリアルタイムで公開する羽田空港周辺の航空機運航情報の記事が着けた。

　上位10位のランキングは以下の通り。

1. 羽田新国際線旅客ターミナル工事現場に巨大看板－完成予想図も（8/26）2. 国交省、羽田空港周辺の飛行コースをネット公開－動画と航路図を詳細（9/30）3. 羽田空港新滑走路の工事進む－盆休み返上、24時間態勢で（8/20）4. 羽田空港からシンガポールに定期便－2010年の新滑走路完成後に(10/7)5. 羽田空港、国際線出発ロビーの座席を55％増設－ターミナル一部拡張で(7/11)6. 羽田空港からマレーシアに定期便－2010年の国際線枠拡大で（7/31）7. 羽田空港からパリに直行便－2010年10月以降の深夜早朝時間帯（10/27）8. 京急バス、羽田～横浜・品川間に深夜早朝バス－夜間便に対応（8/14）9. 羽田空港で「空の日」フェスティバル－格納庫見学ツアーなど多彩に（8/19）10. 羽田新滑走路桟橋部に80基目のジャケット－上部面積は東京ドーム4個分に（11/20）
　ランキング4位・6位・7位には、2010年に羽田空港からシンガポール・マレーシア・パリへの路線が新設されるニュースで、同空港の国際化の具体的な動きが関心を集めた。

　5位・8位は現行の国際線ターミナルの施設と交通サービスの拡充に関する記事で、9位の「空の日」（9月20日）の話題もアクセスを伸ばした。

　羽田空港では今後、再拡張・国際化事業の展開が加速することが予想される。羽田経済新聞では幅広い空港関連情報に加え、「ものづくり」の高い技術力や独自の伝統文化が生きる大田区の空港隣接地域の話題もカバーしていきたい。