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日本未来館で「都市鉱山」を考えるトークセッション 資源リサイクルの利用促進訴え

資源リサイクルにより「都市鉱山」となる小型家電(イメージ)

資源リサイクルにより「都市鉱山」となる小型家電(イメージ)

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 日本科学未来館(江東区青海2)で9月1日、都市に眠る金属資源「都市鉱山」を利用した資源リサイクルを考えるトークセッション「金メダルを携帯電話からつくる理由-世界有数の埋蔵量を誇る日本の『都市鉱山』を考える-」が開催される。

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 「都市鉱山」と呼ばれる、家庭から生まれる資源リサイクル資源の利用意義や課題、理解促進を目的とする同トークセッション。

 携帯電話やパソコンなど、家庭でいらなくなった小型家電から金や銀などの金属を回収するリサイクルを促す「小型家電リサイクル法」が施行されたのは2013年。これらの金属を全て回収すれば、世界有数の鉱山の埋蔵量に匹敵するといわれているところ、実際にはその9割がリサイクルされず家庭に眠っている現状や、携帯電話やパソコンを作るために必要な希少金属(レアメタル)を得るために、アフリカや南米で環境破壊を伴う鉱山採掘が行われている現状を踏まえ、「都市鉱山」利用による資源を循環させる持続可能な工業システムの構築を考える。

 講師は、エコマテリアル・フォーラム会長で物質・材料研究機構 名誉研究員である原田幸明さん。

 開催時間は14時30分~15時30分。参加無料(入館料別途)。定員は100人。参加は同館ホームページで受け付けている。

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