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羽田空港で「案内ロボット」試験導入 2020年に向けた取り組みの一環

日・英・中国語の3カ国語を使いこなす「Pepper」(提供=ソフトバンクロボティクス)

日・英・中国語の3カ国語を使いこなす「Pepper」(提供=ソフトバンクロボティクス)

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 羽田空港国内線第2旅客ターミナル(東京国際空港、東京都大田区)の南側出発ロビーで現在、「案内ロボット」の公開実験が行われている。

利用客を目的地まで案内できるか検証中の遠隔操作型ロボット「CAIBA」

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 政府が進める「改革2020」プロジェクト実現に向けた取り組みの一環。

 羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデングでは現在、国土交通省、経済産業省と連携して行う「Haneda Robotics Lab(ハネダ ロボティクス ラボ)」を展開している。ロボットの技術検証を目的に、プロトタイプをはじめとしたさまざまなロボット製品の実験導入を行う。

 今回は、第1期採択事業社として17社を選び、各期間で「清掃ロボット」「移動支援ロボット」「案内ロボット」の試験運用を行う。現在は、採択事業社8社が「案内ロボット」を運用している。

 ソフトバンクロボティクスの「Pepper」をはじめ、操縦者の分身のように振る舞うことができるインディ・アソシエイツの遠隔操作型ロボット「CAIBA」、自ら移動して接客や案内などを行う日立製作所のヒューマノイドロボット「EMIEW3」、ALSOK綜合警備保障の自立走行式警備・案内ロボット「Reborg-X」などが、空港内という特殊な環境下で有効性を発揮できるかなどの検証を行っている。

 実施時間は10時~16時30分。2月13日まで。

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