羽田空港新店舗で「40年前の空港カレー」-当時のレシピを基に再現

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 羽田空港旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)は11月11日、第1旅客ターミナル・マーケットプレイス地下1階に本格的カレーショップ「CURRY DINING AVION(カレーダイニングアビオン)」(TEL 03-5757-8842)をオープンした。空港飲食ビジネスで実績のある東京エアポートレストランが運営する。

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 同店は、旧羽田空港ターミナルにあったフレンチレストラン「Grill Avion(グリルアビオン)」の流れをくむ新規店。店舗面積は約25坪で39席を用意する。航空機をイメージしたというシルバーが基調の現代的なインテリアの中に、1960〜1970年代当時の羽田空港の写真パネルを飾る。

 メーンメニューは、1960〜1970年代に「Grill Avion」で人気を博したカレーを再現する「クラシックビーフカレー」(1,500円)。東京エアポートレストラン洋食調理専任部長の横山俊秀さんによると、同カレーは欧風スタイルで仕込みから3日間にわたり手間暇をかけてこだわりの味と香りを作る。約40年前にすでに数代の料理長によって受け継がれていた伝統の味で、当時は近隣の人たちが鍋を持って買いに来ることがあるほどの人気だったという。新店舗で当時のカレーを提供することについて、「レシピを基に伝統の味をほぼ再現している。『おいしいもの』はいつまでも変わらないと思う」と話す。

 そのほかのメニューは、「スパイシーチキンカレー」(1,200円)、「野菜カレー」(1,000円)、「海老とマッシュルームのカレー」(1,300円)など。ライスは、白米・サフランライス・十六穀米から選べる。好きなカレールーを組み合わせる「ハーフ&ハーフ」のオーダーも可能。

 営業時間は7時~21時。

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