大田区の商店街連合会が「瓦せんべい」-独自アイデアで区の「名物」に

「手作り大田瓦せんべい箱入り」

「手作り大田瓦せんべい箱入り」

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 大田区の商店街連合会が組織する大田商業協同組合(大田区南蒲田1)は現在、独自アイデアによる「手作り大田瓦せんべい」の製作・販売に取り組んでいる。

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 同組合が「大田区の名物」を作ろうと、本格的な瓦せんべいのオリジナル商品をプロデュースするもの。人形町亀井堂(中央区)の瓦せんべいに大田区の名所などを図案化した焼き印を入れ、18枚箱入りセットを850円で販売する。焼き印のデザインは、池上本門寺・大田区産業プラザPIO・洗足池・馬込文士村・羽田空港・大田区章の6種類。区外の有名店のせんべいを使用したのは、「ブランド力を高め、食の安全を確保するため」(同組合担当者)。

 同せんべいは10月17日〜18日、大田区産業プラザで開かれた「おおた商い(AKINAI)-観光展」で関係者と一般に向けて披露し、即売を行った。会期中の売り上げは150個以上に達し、「手応えがあった」(同)。また、全国に出張で出掛ける区関係者らが「地元の土産」として持参しPRすることもあり、訪問先で好評を得ているという。

 今後は同商品を区内商店街のイベントなどで販売するほか、商業施設などでの販売チャンネルの開発も検討していく。「関係者と区民が一緒になり大田区の名物としての認知を高め、地域の活性化につなげていきたい」(同)。

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