お台場の日本科学未来館(江東区青海2)は9月から11月にかけて、「地球合宿2014」を開催する。
多角的な視点から地球の未来を考える多彩なプログラムやイベントの連続企画。テーマを地球環境に大きな影響を与える「都市の変化」とし、特に東京に注目する。2020年のオリンピック・パラリンピック開催に向けて、都市のあり方にあらためて目を向ける機会になるという。
期間中、著述家で編集者のケヴィン・ケリーさんら専門家を招いた講演会や、大人と子どもをそれぞれ対象としたオンラインツールを使うオリジナル地図作りや、科学データと地図を手掛かりに東京の未来を描くワークショップ、討論会などを予定する。シンボル展示の直径約6メートルの地球ディスプレー「ジオ・コスモス」では、新しい常設コンテンツとして「都市の変化がつくる地球像」をテーマにした作品と、一般公募の受賞作など2種類が公開される。各イベントの参加は無料(別途入館料要)。
11月24日には、マンガ「攻殻機動隊」の25周年を記念した科学と音楽のコラボレーションイベント「GHOST IN THE SHELL ARISE "border: less experience" sounds curated by CORNELIUS」を開催。アニメーション原画や等身大フィギュアの展示などを通じて、さまざまな未来の科学技術が登場する同作品の世界に触れることができる内容となる。料金は6,800円(特典付きは7,500円)。
スケジュールなどの詳細は同館のウェブサイトで確認できる。