羽田空港(大田区羽田空港3)に7月18日、新店舗「イセタン羽田ストア(レディス) ターミナル1」がオープンした。
「イセタン羽田ストア(レディス) ターミナル1」のトラベル関連商品のセクション
三越伊勢丹がプロデュースし、国内外を飛び回るビジネスマンなどにスタイリッシュな紳士洋品雑貨と飲食サービス、ラウンジのような空間を提供する「イセタン羽田ストア(メンズ)」2店舗に続くもので、初の「レディス」店舗。
第1ターミナル南ウイングの保安検査場から出発ゲートに向かう旅客の主要動線上に立地。約181坪の店内のデザインコンセプトは「OPEN LIVING」で、女性だけでなく男性も親近感を感じられる環境を提供し、「見て回るだけでも楽しく居心地のいい」空港を目指すという。売り場は「ウイークエンド」「バカンス」「トレンド」の3つのゾーンに分け、それぞれ服飾品・雑貨・旅行関連商品など計約80ブランドを取り扱う。約20種類の羽田空港限定ブランドも用意。「カフェ&リラックス」ゾーンにはカフェ、ジュースバー、ネイルサロンなども設ける。
同店広報担当者によると、「新宿伊勢丹とも連動するスタイリッシュな店舗展開で、男性にも気軽に入ってもらえる空間を目指す」という。「(空港店舗でありながらも)トラベル関連に限定しない幅広い商品構成で、お客さまには『宝探し』を楽しむ感覚で出発前にテンションを上げてもらえれば」とも。
同ターミナルビルを管理運営する日本空港ビルデングの鷹城勲社長はオープンニングセレモニーで、「空港ターミナルの環境は大きく変化している。三越伊勢丹と協調して展開する『イセタン羽田ストア』はそのような変化に合わせる形で誕生した」とあいさつ。新店舗が空港の販売店舗の新しいスタイルであることを強調した。
同店の「メンズ」1号店は第1ターミナル北ウイングに、2号店は第2ターミナルですでに営業中で、「旅の『緊張感』『癒やし』を柱としたライフスタイルの提案」というテーマが広く空港利用者の支持を受けている。先行店舗の運営が軌道に乗り、利用者らから事業拡大と女性向け店舗の要望もあったことから、今回の「レディス店」の展開が決まった。
営業時間は3店とも8時~20時(一部のカフェのみ7時~)。