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台風一過、お台場ビル屋上で稲刈り-1年かける「純米酒づくり」企画

お台場の商業ビルの屋上の「田んぼ」で稲刈りが行われた

お台場の商業ビルの屋上の「田んぼ」で稲刈りが行われた

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 お台場のダイバーシティ東京プラザ(江東区青海1)屋上の「都会の農園」(TEL 03-6457-2670)で10月27日、酒造り体験企画の一環で「稲刈り」イベントが開催された。

稲の生育にも貢献した「合いガモ」らもビル屋上での稲刈りを見守った

 商業施設屋上の約357坪の同貸農園と、銀座の自社ビル屋上で酒米などを栽培する白鶴酒造の「天空の農園」のコラボ企画「お台場でオリジナル『白鶴純米酒』をつくろう」の一環。都内最大級の屋上農園で酒米「白鶴錦」を育て、一般の参加者と共に約1年をかけてオリジナルの日本酒を造る。

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 今回の体験イベントは「田植え」(4月)・「合鴨放飼」(6月)に続く3回目。天候の影響で1週間遅れた開催日は台風一過の抜けるような青空。参加者と関係者ら計15人が共同で「鎌」を手に約9坪の「田んぼ」に入り約1時間かけ、立派に実った稲穂を刈り取り、束ね、田んぼの中に立てた稲木に干した。農園関係者と共に稲の生育に大きく貢献した「合いガモ」も、一連の作業を見守った。

 神奈川県から参加した親子の女性2人連れは「この(自分の手で育て造った)お酒は、絶対おいしい。完成が楽しみ」と泥に手を汚しながらも笑顔で作業にいそしんでいた。同体験イベントの講師を務める「白鶴酒造銀座天空農園園長」の小田朝水(あさみ)さんは、稲穂について「一部はスズメに食われているが、しっかりと収穫ができた」と話す。ここから約10キログラムの米が採り、約20リットルの日本酒を造るという。

 今後は、「脱穀」(11月)、「酒仕込み」(2014年4月)、「試飲会」(同)を予定。各回のイベントのみの参加もできる。