JALはNTTドコモとアシダ音響(品川区)と共同で、スマートフォン用の「タイピンマイク」を開発。8月13日より羽田空港の地上業務に導入する。
JALグループが現在使用する空港スタッフ間の業務連絡用の無線機(トランシーバー)を、新開発の「タイピンマイク」とドコモのスマートフォンを利用した「ボイスミーティング」機能に置き換える。新システムは業務用無線機と同等の操作性を維持しながら最大200 人まで同時通話が可能で、ドコモの電波が届く範囲であれば、利用機種・場所を問わず、日本全国の多拠点間で連絡が可能になる。
音響メーカーと共同開発した新「タイピンマイク」の使用で、「ボイスミーティング」利用時にスマートフォンの画面を確認する、あるいは口元に近づけるなどの本体操作・移動が不要となり、「タイピンマイク」の操作だけで会話が可能になるなどの効率化が図れるという。
JALは新型マイクによる新システムと同日より、羽田空港国内線の旅客部門VIP 担当スタッフ35人で運用を開始。今後、利用範囲を拡大していく予定。