東京国際アニメフェア開幕-223社出展、ANAら「異業種」コラボ企画も

シンポジウムに登壇する(左から)トヨタモーターセールス&マーケティングの南井孝夫さん、ANAプロモーション室の佐野晶太郎さん、東京都観光部の北島隆さん

シンポジウムに登壇する(左から)トヨタモーターセールス&マーケティングの南井孝夫さん、ANAプロモーション室の佐野晶太郎さん、東京都観光部の北島隆さん

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 東京ビッグサイト(江東区有明3)で3月21日、「東京国際アニメフェア(TAF)2013」が開幕した。

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 アニメの振興と発展を目的に2002年より毎年開催される「世界最大級のアニメの祭典」。会場には国内外のコンテンツ企業、クリーイター、教育機関など223社が華やかなキャラクターデザインとともに出展し、前半の「ビジネスデー」では世界中から訪れるバイヤーらに向けて商品や情報をPR。後半の「パブリックデー」はファンイベントの性格を持つ。今回より来場者のコスプレーヤーが自由に集まることができる「コスプレエリア」も開設する。

 会場各所には世界的に知られる日本のアニメ・キャラクターの巨大ディスプレーを展示し、声優や着ぐるみなどが参加するステージイベントなどのほかアニメとコンテンツビジネスに関するシンポジウム、研究発表、トークショーなどが多彩に実施される。

 初日には、ANA・トヨタ・東京都など「異業種」のアニメやコンテンツビジネスへの取り組みとコラボに関するシンポジウム「TOYOTA、STUDIO4℃ meets ANA NEXT GENRATION 「PES(Peace Eco Smile)」×「IS JAPN COOL?」CROSS COLLABORATION ~ソフトパワーで開くグローバル戦略の新機軸と、ジャパン・スピリットの発信~」を開催。アニメのクリエーティブ企業STUDIO4℃社長の田中栄子さんと共に、ANAプロモーション室の佐野晶太郎さん、トヨタモーターセールス&マーケティングの南井孝夫さん、東京都観光部の北島隆さんが登壇。各社の本業とは異なる分野であるアニメや映像を活用した海外プロモーション展開の実例と、日本から世界への情報発信のコンセプトなどを披露。互いの将来的な新しいスタイルの「クロスコラボレーション」の可能性についても意見を交換した。

 期間中、計10万人の来場者を見込む。

 開催時間は22日(ビジネスデー)=10時~17時、23・24日(パブリックデー)=10時~18時。パブリックデーの入場料は大人=1,000円、中高生=500円、小学生以下=無料。今月24日まで。

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