エア・ドゥ(札幌市)は8月1日、羽田空港と北海道の4空港(新千歳・旭川・函館・女満別)を結ぶ同社の機内で、北海道の天然水のサービスを数量限定で開始した。
同社が網走市から、藻琴山(阿寒国立公園)のわき水を使用した「網走の天然水」(2リットルペットボトル)200本の無償提供を受けて実施。機内アナウンスにて同商品の紹介をしたこともあり、連日通常の3倍近くの乗客が冷水を求め8月6日にサービスを終了した。
同天然水は、藻琴山のわき水を85℃で30分間加熱殺菌した硬度23.1のミネラルウオーター。
利用者からは「やわらかくまろやかで飲みやすい」といったコメントが寄せられたほか、客室乗務員が利用者から藻琴山の場所を尋ねられるなど、機内のコミュニケーションツールとしての役割も果たしたという。総じて大変好評で「北海道の自然と地域をお客様へPRすることができた」(同社)。
同社ではこれまでも北海道産品のフリードリンクサービスや機内販売を行っていたが、機内で提供する水にも北海道の名品を使用することで道産品の認知度アップと需要喚起をうながしていく。