羽田空港第1旅客ターミナルビル(大田区羽田空港3)で昨年末より、2020年夏季五輪の東京招致実現に向けた特別ディスプレーが大規模に展開されている。
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会と航空輸送旅客サービス分野においてオフィシャルパートナー契約を結ぶJALが、国内線で使用する同ターミナルビルの壁面や床面などを広範囲に使用し、空港利用者に招致活動をPRし招致実現に向けた機運を高める狙い。
ディスプレーは同ビル2階の出発ロビーの搭乗手続きカウンター上の壁面にロンドン五輪で活躍した日本人選手の勇姿を写した写真を掲出し、床面に巨大な招致ロゴと陸上競技のトラックを描くなど、ターミナル全体を使った迫力あるもの。同社は国内最多の便を運航する同空港でのディスプレー展開について「次世代を担う子どもたちに、夢、希望、誇りを与え、日本全体に活力を呼び覚ませるよう、この東京招致の実現に向け、グループ全社員が一丸となり応援する」としている。
同社は昨年11月に、機体に招致ロゴを掲出する国内線の特別塗装機も就航させている。
ディスプレー掲出は3月31日まで。