羽田空港に駿河台学園の教育施設-空港業務に特化した人材育成などに活用

羽田空港第1ターミナル出発ロビー

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 羽田空港の旅客ターミナルを管理運営する日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)は5月、と駿台トラベル&ホテル専門学校などを運営する駿河台学園グループ(千代田区)の教育・研修施設を羽田空港内に誘致することを決めた。

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 教育・研修施設のスペースの提供だけでなく、空港サービスに特化した即戦力としての人材育成・創出に向け、職業実地研修の場として空港旅客ターミナルを有効活用するのが狙い。場所は国内線第1旅客ターミナルで、研修室3室と教務室のほか、専用ホールの設置も計画する。面積は約240坪。

 使用開始は2013年4月1日を予定。研修施設で学び、ターミナル内の企業での実習を行うスタイルを想定しており、同学園グループではすでに、来年度に新設する羽田空港を拠点とする地上業務の教育プログラムの案内などを始めている。

 日本空港ビルデングは3月、日本の高等教育のグローバル化などを目指す産官学連携プロジェクトを開始。同空港内に情報発信機能の拠点として「高等教育グローバル化情報センター(仮称)」の設置や就労・留学サービスプラグラムの開発などを検討する。今回の研修施設誘致についても、同社が展開する産学連携のモデルプランにしたいとしている。

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