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羽田空港内美術館で家康らの「天下取りの書状展」-「歴ドル」イベントも

本能寺で信長を討った 7 日後に細川家に送られた「明智光秀覚書」(1582)。作品保護のため一部複製の展示となる。

本能寺で信長を討った 7 日後に細川家に送られた「明智光秀覚書」(1582)。作品保護のため一部複製の展示となる。

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 羽田空港第2ターミナル(大田区羽田空港3)3階の美術館「ディスカバリーミュージアム」で4月25日より、新企画「信長・秀吉・家康~天下取りの書状展~」が開催される。

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 同館は2010年10月にオープンした国内初の空港内美術館。700年の歴史を持つ細川家の工芸品・歴史文書を管理する美術館「永青文庫」の所蔵品を、従来の美術館の枠を越えたラウンジ風の新しいスタイルで常設展示する。

 新展示は同館の7回目の企画展。本能寺の変の約1カ月前に織田信長が残したメッセージや、天下統一を果たした豊臣秀吉や徳川家康の戦略が読みとれる書状などのほか、重要な「メッセンジャー」であったとされる歌人・烏丸光広や茶人千利休の書状を展示する(一部の重要作品は保護のため一部期間、複製の展示となる)。「天下の変遷、戦国武将の駆け引き、権力者たちのメッセージを、書状を通して発見してもらえれば」と同館担当者。

 大型連休中の5月3日、「歴史アイドル」美甘子(みかこ)さんによるイベントを開催。毎週水曜に開催している「ギャラリートークツアー」の一環の特別企画。美甘子さんと学芸員が同企画展の展示作品にまつわる歴史エピソードを話すほか、美甘子さんが勧める全国の歴史スポットをスライドスライショーやクイズを通して紹介する。書籍購入者を対象にしたサイン会も開く。

 イベントは2回開催予定で、参加無料。参加人数は1回30人で、現在、メールのみで予約を受け付けている(定員になり次第締め切り)

 開館時間は11時~18時30分(土曜・日曜・祝日は10時~)。入場無料。新企画展は6月24日まで。

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