KDDIグループで高速モバイル通信サービス「UQ WiMAX」を提供するUQコミュニケーションズは4月5日、羽田空港と都心・浜松町を結ぶ東京モノレールへの駅構内と走行区間中で同サービスを利用できるようにした。
対象エリアは同鉄道羽田空港第2ビル駅~モノレール浜松町駅間の11駅構内と走行区間。トンネル区間の一部を除き、地下駅でも同サービスを利用したインターネット接続が可能になった。同鉄道では対象エリアに同サービスのステッカーを掲出し利用を促進する。
同社は公共交通機関でのサービスエリア拡充に積極的で、すでに国内の20以上の空港ターミナルと空港アクセス鉄道・バス車内などで、同サービスまたはWi-Fiサービスを提供している。羽田空港ターミナルビルはすでにサービスエリアになっており、今回の羽田空港地下駅の整備により、地下駅ホームとターミナルビル内まで途切れることなく同高速インターネットを利用できるようになった。
同鉄道全駅では同日、公衆無線LANサービス「Wi2 300」(ワイヤ・アンド・ワイヤレス)と「au Wi‐Fi SPOT」(KDDI)のサービスも利用可能になり、スマートフォン・PC・タブレット情報端末によるインターネット通信の利便性が向上している。