大田区蒲田の飲食店で4月5日、地域限定カクテル「梅ちゃんサワー」の販売が始まった。
ハイサワーなどを製造販売する博水社(目黒区)とキリンビール(渋谷区)が、蒲田が舞台のNHK連続ドラマ「梅ちゃん先生」の放送開始に合わせ、同エリアの「夜の街を盛り上げようと」共同で企画・開発した。
「梅ちゃんサワー」は氷を入れたグラスにキリンビールが輸入販売するリキュール「ピーチツリー」を注ぎ、「ハイサワーうめ」で割るアルコールドリンク。リキュールの芳醇(ほうじゅん)な香りと甘味に、ハイサワーのプラムのような香りと酸味が重なり、アンズに似たフルーティな香りとほのかな酸味が感じられるのが特徴。両者の最適な配合比率は1対4で、多めの氷を使うのが「お勧め」だという。
キリンビールのマーケティング担当者によると、新商品は「蒲田の文化と『身近さ』を融合を、ドリンクで体現した」もの。開発には約半年をかけ、ネーミングは大田区の花「ウメ」にもちなんだという。
当初は同エリアの30の店舗で提供するが、段階的に取扱店舗を増やし、将来的に「夜の蒲田の新名物」としての定着を狙う。
販売店舗にはオリジナルポスターやポップを掲出する。価格は400円~500円(店舗によって異なる)。