京浜急行電鉄は12月31日、「京急開運フリーきっぷ」を発売する。

　年末年始の期間限定で同社空港線・大師線・本線のうち「羽田空港国内線ターミナル駅」～「京急蒲田駅」～「京急川崎駅」～「小島新田駅」の区間が乗り降り自由となるフリー切符、同社線内の乗車駅からフリー区間までの往復乗車券とセットで販売する。

　発売場所は京急線各駅（泉岳寺駅を除く）で、主要駅からの発売額はフリー区間内の各駅＝　　　700円、品川駅＝750円、横浜駅・上大岡駅＝800円、横須賀中央駅＝1,000円。有効期限は1日（発売当日限り）。羽田空港国際線ターミナル駅2階の「京急ツーリストインフォメーションセンター」に切符を提示する利用者に京急オリジナルグッズ（絵馬ストラップ、先着5000人限定）を進呈する。

　フリー区間内には川崎大師や穴守稲荷など年末年始・節分会などの参詣でにぎわう名所や商業施設が拡充する羽田空港ターミナルビルなどがあり、「点在する観光スポットを周遊するのに便利。川崎大師への参詣前後におけるエリア全体の観光需要の喚起につなげたい」と同社担当者。

　販売は2011年2月12日まで。