羽田空港の国内線ターミナルを管理運営する日本空港ビルデングは11月1日より、国内線第1・第2旅客ターミナル全館で無料の無線LANサービスを提供する。

　これまでも通信会社などによる有料の無線インターネット接続は提供していたが、ターミナルの全てのエリアを対象に同社が独自の無料サービスを提供するもの（ラウンジを除く店舗内は対象エリア外）。利用者は自身の無線LAN対応のPC・情報端末・スマートフォンを使用して自由に利用できる。ターミナル内にはサービスの提供を告知するステッカーも掲出していく。

　従来契約者向けに提供している「Mzone」（NTTドコモ）、「ホットスポット」（NTTコミュニケーションズ）、「BBモバイルポイント」と一時利用が可能な「BizPortal」の有料接続サービスは今後も継続する。同社では、「より高いセキュリティーレベルが必要な場合には有料サービスを利用してほしい」とコメントしている。

　接続に必要なSSIDは「HANEDA－FREE－WIFI」。利用方法の詳細は同空港ターミナル「ビッグバード」のウェブサイトで確認できる。