グーグル(米)が運営する動画投稿サイト「YouTube」のチャンネル「YouTube TRAVEL」で10月31日より、国際化した羽田空港から訪れることのできる世界の都市の動画が公開されている。
同チャンネルは、一般ユーザーが世界の観光地や名所などで撮影し投稿した動画の中から、優れたものを厳選するもの。現在、サンフランシスコ・パリ・シンガポールなど、羽田空港から直行便が就航した10都市の動画が掲載されている。画面上部にはグーグルのオンライン地図サービス「Googleマップ」が表示され、動画を見たい目的地を選択すると、画面上の飛行機が羽田を出発してマップ上の目的地まで飛行する。飛行機が到着した後は、目的地の見どころなどを紹介する動画のリストが表示され、映像を通してバーチャルな旅を体験できる。
動画を投稿するは、同サイトのメッセージ送信機能で同チャンネル宛に動画を送信する。
同チャンネルの開設にはJALとJTBが協賛する。羽田空港発着の国際線(10路線、1日13便)のプロモーションを進めるJALは、独自に「羽田空港から世界へ『新しい旅のスタイル』」キャンペーンを展開するなかで、同動画サイトへの参加を「新しい旅の楽しみ方の第1弾」と位置付ける。「旅行の行き先を決定する前に、また、旅行先が決まった後は、旅の計画を立てながら街並みや観光地の動画を『簡単・便利・快適』に楽しむことができる」としている。
同チャンネルからは、目的地に合わせた航空券やJTBが販売する旅行商品の予約サイトへもアクセスできる。