キャセイパシフィック航空（香港）は10月31日より、羽田～香港線に毎日2便の定期便を運航する。

　羽田空港の再拡張・国際化による国際線発着枠の拡大に伴うもので、新設するフライトのスケジュールは羽田出発＝10時45分・16時25分、羽田到着＝13時25分・21時05分（羽田出発午前出発便は11月1日より運航）。機材はエアバスA330-300型機とボーイング747-400型機を予定する。

　現在、成田～香港線に1日5便を運航している同社。成田空港開港以来約32年ぶりとなる羽田への就航について、同社のトニー・タイラーCEOは「長年待ち望んできた羽田再就航の実現を喜ばしく思う。日本の首都で世界屈指の国際都市・東京と香港を結ぶ路線の輸送能力増強は、双方の旅行者に新たな選択肢と利便性の向上をもたらす」とコメントしている。

　同社は以前より羽田空港への就航に積極的な姿勢を見せており、2008年よりピークシーズンに羽田チャーター便を運航しているほか、今年5月には、10月以降の定期便就航の意向を海外航空会社としていち早く正式表明していた。

　スケジュールの詳細は政府認可申請中。