同フェアは、今年で9回目になる住民参加型の地域振興イベント。テーマを「限りない夢・未来・大森」として、同エリアの活性化を目指す。
JR大森駅東口の商業エリアは大田区と品川区の区界を越えて広がっており、同イベントは大田と品川の両区が後援。大森夢会議・桜新道商盛会・大田区産業振興協会など2区にまたがる55以上の地元企業・団体・ボランティアが運営協力にあたる。昨年の延べ参加者数は約4万人(実行委員会)。
大森駅前広場会場(大田区)と大森ベルポート(品川区)の各会場では、36以上の店舗や展示が展開し、22以上のグループがパフォーマンスを披露。定番企画となっているハワイアンショー「サウンズ・オブ・ハワイ」や3大学が競演する「早慶名大学対抗JAZZフェスティバル」に加え、同フェア初のパフォーマンスとして「サンバ&ボサノバライブショー」も開催。会場のベルポート南広場は雨天の屋外だったにもかかわらず、来場者は本場ブラジルサウンドとカーニバル・コスチュームの踊りを楽しんだ。駅前広場のステージでは和太鼓の演奏なども披露、好評を博した。
大森の「母の日」の恒例行事として定着した同フェアは、来年の開催が10回目の節目。同委員会はさらに魅力的な新企画を今後検討する中で、再拡張・国際化が進む羽田空港をテーマに取り入れることも視野に入れたいという。