羽田空港第1ターミナル・マーケットプレイスで9月30日、PRキャンペーン「北京 week in HANEDA」が始まった。
10月25日に就航する羽田~北京線を控え、空港利用者に中国・北京をPRし、新路線開設の告知と利用喚起を図るもの。同空港旅客ターミナルを管理運営する日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)が、観光庁と中国国家観光局の協力で開催する。
特設ブースでは、北京観光スポットのパネル写真展示と大型ディスプレーに北京の見どころを紹介するDVDを上映するほか、各種案内パンフレットなどの観光資料を配布。開催期間は10月3日まで。最終日には中国伝統楽器・胡弓(こきゅう)の演奏会も予定している。
キャンペーンを記念して、隣接する販売店舗前では4日間限定で、「ねんりん家・銀座店」の焼き菓子バウムクーヘン「マウントバームしょこら芽」(1本入り840円~)を販売するほか、新宿文明堂の商品購入客に「小倉ようかん」を進呈する。
同新路線は、現在就航中の羽田~ソウル(金浦)・上海(虹橋)・香港に続く「定期チャーター便」による国際線。日中の首都を直接結び、北京の第1空港である北京首都国際空港に乗り入れることから、幅広い旅行者の利用が期待されている。日本空港ビルデングは今年3月、北京首都空港(首都機場集団公司)と業務協力の覚書を締結している。「このPRキャンペーンの開催をきっかけに、両空港のさらなる交流の展開を計画していきたい」(同社広報・IR室)
10月4日~7日は同じ内容の展示を、第2ターミナル・マーケットプレイスでも展開する(胡弓演奏は10月4日)。