「空港を活用した国内観光振興プロモーション実行委員会」(事務局=国土交通省総合政策局観光地域振興課)が4月9日、羽田空港国内線旅客ターミナル内のスペースを活用した国内観光振興プロモーションの実施団体を発表した。
同プロモーションは、国内航空需要の拡大と国内宿泊旅行の拡大を目的とし、全国の自治体や観光振興団体に羽田空港で地域観光PRの機会を提供するもの。2008年度に実験的に実施し、その効果を検証する。2月20日〜3月19日に実施団体を募集していた。
同委員会が、国内航空需要喚起や観光振興の必要性の観点から総合的に検討し、募集に応じた全国49団体から22団体を選定した。実施団体は、特定非営利活動法人知床羅臼町観光協会、北陸三県広域連携観光推進協議会、長野県、広島県・島根県観光連絡会議推進協議会、豊後高田市観光まちづくりなど。
プロモーションの実施場所は、羽田空港第1旅客ターミナル2階マーケットプレイスと第2旅客ターミナル地下1階モノレール改札横の指定範囲。実施期間は今年5月〜来年3月に11回指定された連続する3日間で、1回の実施につき2団体がそれぞれ第1・第2旅客ターミナルの会場に割り当てられる。会場スペースが空港利用者の主要な動線に当たることから、年間を通した大きな国内地域観光振興プロモーションとなる。
選定団体と実施スケジュールは、国土交通省のホームページで確認できる。