キャセイパシフィック、日本就航50周年で羽田発チャーター便-定期便就航にも意欲

キャセイパシフィック航空のエアバスA330。 画像=キャセイパシフィック航空

キャセイパシフィック航空のエアバスA330。 画像=キャセイパシフィック航空

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 キャセイパシフィック航空(香港)は7月17日~21日、日本就航50周年を記念して羽田空港の深夜・特定時間帯を利用した香港行きのチャーター便を2往復運航する。

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 運航スケジュールは、7月17日=香港1時発~羽田6時着、7月18日=羽田0時15分発~香港3時55分着、7月21日=香港1時発~羽田6時着・羽田20時15分発~香港23時55分着。使用機材はすべて311人乗りのエアバスA330。

 同社は1959(昭和34)年7月4日に香港~羽田路線に就航した。現在、成田空港発着便を1日6往復運航するほか、関西空港・中部空港などからも定期便を運航している。また昨年は、羽田空港の夜間早朝発着枠を活用して同空港と香港を結ぶチャーター便を複数運航した実績がある。

 同社のジェームズ・ウッドロー日本支社長は「世界同時不況や新型インフルエンザの影響により航空業界は厳しい状況にあるが、引き続き日本~香港間の航空輸送に尽力し、双方の観光産業の発展に貢献していく」とチャーター便運航と今後の事業展開に自信を見せる。日本と香港の航空当局は、2010年10月以降の昼間時間帯に羽田~香港の直行便を運航することに合意しており、同社は同新定期路線への就航に積極的な姿勢で臨んでいることが伝えられている。

 チャーター便を活用した旅行商品は5月下旬より、香港から日本への観光ツアーの集客と連携しながら、国内の主要旅行会社7社を通して販売していく。

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