
お台場エリア・青海に開業する新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」(江東区青海1)の屋外4階に設置される「adidas SPORTS PARK(アディダス スポーツパーク)」のコンセプトとデザインが8月27日に発表された。
TOYOTA ARENA TOKYOは、10月3日開業予定の次世代型多目的アリーナ。Bリーグに所属する「アルバルク東京」のホームアリーナとして使うほか、スポーツやコンサートなどさまざまなイベントに対応する。adidas SPORTS PARKは、フルサイズのバスケットコート1面とバスケットゴール4基(一般公式、ミニバス各2基)を備えた屋外施設。イベントやフリースペースとして活用する。
同施設施工に当たり、不要になったシューズをバスケットコートの資材の一部として再利用する「OUR SHOES, OUR COURTプロジェクト supported by adidas」を立ち上げ、3月から4月にかけてアルバルク東京のホームゲーム会場などでシューズを回収。回収した1051足のシューズを工場で粉砕し、ソール部分のゴム素材を廃タイヤチップに最大4%の割合で混合し、コート素材の一部として活用している。
コートのデザインは、ペインターでアーティストのMHAK(Masahiro Akutagawa)さんが担当。同アリーナのコンセプト「可能性にかけていこう」をベースに、「チャレンジすること」「人の心を動かすこと」「東京」「青海」などをキーワードにしてデザインしたという。「このコートが皆さんの生活空間の一部となり、また、ここに足を踏み入れた人たちが、自分たちの可能性に気付いて、世界中で活躍してくれるようになったらうれしい」とコメントする。