
東京メトロと東武鉄道は4月17日、有楽町線延伸区間と半蔵門線を活用し、東武スカイツリーラインなどとの相互直通運転を実施すると発表した。
東京メトロは、2030年代半ばの開業を予定している有楽町線の豊洲~住吉間の延伸事業を進めている。両社は同事業に合わせて、半蔵門線(住吉~押上間)を経由して、東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線と相互直通運転を実施することで基本合意した。
直通により、豊洲~春日部間の所要時間は約8分短縮されて約53分に、草加~東陽町間は約11分短縮されて約29分に、豊洲~押上間は約8分短縮されて約14分になると見込んでおり、臨海副都心と東京・埼玉東部のアクセスが向上するという。
具体的な直通運転区間や運行計画は今後検討していく予定。