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羽田空港「名物カレー」、ホテルで提供開始 60年以上前のレシピ引き継ぐ

グリルアビオンの欧風ビーフカレーを再現した「アビオンビーフカレー」

グリルアビオンの欧風ビーフカレーを再現した「アビオンビーフカレー」

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 「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」(大田区羽田空港)4階の「レストラン&バー テイルウィンド」が4月21日、「Grill Avion(グリルアビオン)」の名物カレー「欧風ビーフカレー」のレシピを引き継いだ「アビオン・ビーフカレー」の提供を始める。

昭和当時のグリルアビオン

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 羽田空港第3旅客ターミナルビル内にある同ホテル。グリルアビオンは、旧羽田空港ターミナルに1963(昭和38)年に開業した高級西洋レストランで、当時は珍しかったという欧風スタイルのカレーを提供していた。1993(平成5)年の旧ターミナル閉鎖に伴い閉業したが、2008(平成20)年、羽田空港第1ターミナルに開業した「CURRY DINING AVION(カレーダイニング・アビオン)」がレシピを再現し、「クラッシックビーフカレー」として提供していた。

 今年3月にカレーダイニング・アビオンが閉店し、テイルウィンドがレシピを引き継ぐことになった。料金は、スープ・サラダ付きで2,800円。ディナータイムは単品(2,400円)でも提供する。

 テイルウィンド洋食監修部長・佐和田道明さんは「旧ターミナルからの伝統の味を、未来につないでいけてうれしい。その当時のニーズや風潮に合わせ、歴代の料理長がレシピを調整し、時代とともに変化してきた『欧風ビーフカレー』を、これからは『アビオン・ビーフカレー』として、より多くのお客さまに楽しんでいただければ」と話す。

 提供時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。

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