羽田空港第1ターミナルに1月14日、平城遷都1300年祭公式マスコットキャラクター「せんとくん」が登場し、空港利用者に向けて同祭と奈良県の観光をPRした。
同イベントは奈良県・県観光連盟・平城遷都1300年記念事業協会が、「空港を活用した国内観光振興プロモーション」(事務局=国土交通省総合政策局観光地域振興課)の一環として実施。同ターミナル2階マーケットプレイスに専用ブースを設け、パネル展示と42インチの大型ディスプレーに奈良と1300年祭を紹介するDVDを上映したほか、各種パンフレットなどを配布した。
「せんとくん」は登場するごとに空港利用者の視線を集め、家族連れなど多くの旅行者との握手や記念撮影に応じた。友人と国内旅行で航空機に乗る直前だという20代の女性は「偶然に実物に会えて幸せ。(撮影したせんとくんとの写真は)携帯電話の待ち受け画面にする」と喜んでいた。
奈良県地域振興部文化観光局の奥田欣司さんは「空港でのPR活動は今回が初めて。全国の人々が行き交う羽田空港でのイベント開催は大きな効果が期待できる。せんとくん同様、1300年祭の認知度も一層も高めていきたい」と話す。
「空港を活用した国内観光振興プロモーション」では、昨年5月~今年3月の実施期間中の指定された3日間に、全国の22団体がそれぞれ独自に地域観光PRを展開する。第2ターミナルでは同日、四国観光立県推進愛媛協議会が愛媛県の観光PRを実施した。
両イベントとも16日まで開催。