大田区は4月6日、平和の森公園内に「大森 海苔のふるさと館」（大田区平和の森公園2、TEL 03-5471-0333）をオープンする。

　同館は、大森地域の伝統産業である海苔養殖の歴史や生産技術を継承する中心的役割を担う区立博物館。海苔と海辺に関する情報を発信するだけでなく、周囲にある平和の森公園や大森ふるさとの浜辺公園のビジターセンターにもなる。

　1階には、国の重要文化財に指定されている全長13メートルの海苔船や海苔つけ場のジオラマの展示スペース、ライブラリー、体験学習室がある。2階には海苔の歴史・文化のテーマ別展示室と講座室を設置する。3階は大森ふるさとの浜辺公園を見渡せる展望・休憩コーナー。

　開館時間は9時～17時（6月～8月の夏季期間は9時～19時）。休館日は12月29日から1月3日の年末年始と毎月第3月曜（祝日の場合は翌日）。入館無料。

　オープン当日10時から、同館でオープニングセレモニーが行われる。同館に関するオープン前の問い合わせは、大田区立郷土博物館（TEL 03-3777-1070）まで。

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