東京ビッグサイト(東京国際展示場=江東区有明3)で10月19日から、ロボット関連技術の専門展「Japan Robot Week2016」が開催される。
政府は昨年、「ロボット新戦略」構想を打ち出し、2020年に向けた今後5年間を「ロボット革命集中実行期間」として位置付け、官民で総額1,000億円のロボット関連プロジェクトへ投資することやサービス用ロボットの市場規模を現状から約20倍の1.4兆円へと拡大することなどを掲げている。
ロボット市場に注目が集まる中、同展では「国際ロボット展」の隔年に開催するサービスロボットやロボット関連技術の専門展として、サービスロボットとその関連機器を中心とした最新の製品や技術を一堂に集める。
期間中、企業・団体による展示をはじめ、国内で活躍した優れたロボットや部品、ロボットシステムなどをたたえる「第7回 ロボット大賞」の表彰式と合同展示を開催するほか、ロボット関連産業が集まる神奈川県の自治体・企業約50社が展示を行う「かながわロボットイノベーション2016」、大学・研究機関で研究開発したロボットや技術を紹介する特別ゾーン「RT交流プラザ」など、豊富なコンテンツを用意する。
そのほか、3Dプリンター、表面仕上げ・バリ取り加工、機能材料、モノづくり要素の4テーマで、専門性の高い製造技術を展示する「モノづくりマッチング Japan 2016」、「洗浄」をテーマに最新製品・技術を一挙に展示する「2016 洗浄総合展」、土壌浄化や除染などに関する最新の技術と製品を展示する「2016 土壌・地下水環境展」も同時開催する。
開催時間は10時~17時。入場料は1,000円。公式ホームページから事前登録で入場無料となる。10月21日まで。