ドローンビジネスにおける人材養成などを行う一般社団法人ドローン大学校(江東区青海2)が10月2日、お台場「the SOHO」にJUIDA認定のドローンプロ養成校「ドローン大学校」を開校する。
映像を撮影しながら空を飛ぶという機能の汎用(はんよう)性の高さをはじめ、建造物の保守点検や農作物の監視、農薬の散布、人や車両が入っていけない災害の現場をモニターするなどのシーンで、すでに活躍しているドローン。
高まる需要と安全運行への懸念から2015年12月には航空法が改定され、操縦士の養成が必要不可欠となった。そうした背景を受けて、同法人は運行上の安全に関わる知識と高い操縦技術を有する人材の育成を通して、ドローンビジネスの健全な発達に寄与することを目指すとしている。
同校は受講時間が19時30分~22時と遅めに設定されており、ビジネスマンが本業の傍らドローンビジネスを学ぶことができるという。講師陣には有名CMなどを手掛ける海外のクリエーターやドローンでのフライトが2000回を超える講師、大手カメラメーカーのテストカメラマンなど実践経験に富んだ講師陣を招聘(しょうへい)。屋内外でのフライト練習環境も完備する。
開校日の17時45分からは「第1回学校説明会(模擬講義)」を開催。著名写真家による「ドローンの今日から未来」をテーマにした基調講演をはじめ、カリキュラムの説明やスタッフによる個別の相談会などを実施する。受講無料。申し込みは公式ホームページで受け付ける。