東京モノレールの羽田空港第1ビル駅改札内で11月7日、愛媛みかんの生産者とJALがPRイベントを開催。同駅を利用する旅客ら約4,000人に愛媛みかんを無料で配った。
JALの羽田~松山線の就航20周年を記念した利用者への感謝と愛媛みかんのPRが目的のイベントで、同県の「えひめ愛フード推進機構」が八幡浜市・西宇和郡伊方町で「ブランド認定」する7種類のみかん100箱・合計約8,000個を用意。キャビンアテンダントらJALスタッフと愛媛から駆け付けたみかん生産者ら12人のチームが、元気なかけ声とともにみかんとPRチラシの配布に当たった。
モノレールに乗る前にみかんを受け取った男性は「羽田空港は仕事でほぼ毎週利用しているが、こんなうれしいサプライズは初めて」と笑顔を見せていた。
生産者チームは同イベントに先立ち、首都圏の小学校でみかんの生産過程の出張授業も実施。共に生産者にとって初めての試みだったが、チームのメンバーで八西地区青年農業者連絡協議会の玉井真吾会長は「出張授業と空港イベントを合わせて、多くの人たちに愛媛みかんを知ってもらう良いPRの機会となった」とその手応えを語った。