羽田空港第2ターミナル(大田区羽田空港3)の飲食店「スペインクラブ羽田」に7月、スペインの全自動ジューサーが登場した。
イベリコ料理やワインなどをスペインのバルスタイルで提供する同店が、スペイン製のバレンシアオレンジ専用の全自動ジューサーを導入。店頭に設置し、フレッシュジュースの提供を始めたもの。
ジューサーはバレンシアに本社のあるZUMEX Group S.A.社製。透明の前面パネルからは丸ごと投入されたオレンジが内部で半分に分割され、果肉部分から果汁が搾り出される工程が見える。ジューサーが作動するとバレンシアオレンジ特有の甘く爽やかな香りが店内に広がるのも特徴。
スペインではホテル・レストラン・駅構内・空港などで広く普及するこのジューサーは、日本ではまだ珍しいスタイル。利用者に一目で「果汁100%」とわかることなどから、提供開始直後から1日に20杯以上を販売する人気メニューとなっているという。価格は600円。
同ターミナル3階のテラス「UPPER DECK TOKYO(アッパー デッキ トーキョー)」に6月、オープンした同店。店舗面積は約18坪で、カウンター12席・テーブル8席を用意。店内と、店の前に広がる航空会社の搭乗手続きカウンターなどを臨むオープンスペースで、スペイン直輸入のワインやビールのほか、生ハムやパエリアなどのスペイン料理を提供する。
営業時間は6時~22時。