エア・カナダ(AC)は12月9日、羽田空港と加オンタリオ州トロントのピアソン国際空港を結ぶ新路線を開設し、2014年7月2日より、ボーイング787でデーリー運航を開始すると発表した。
新路線は同社の初の羽田路線で、羽田発北米行きの便としては唯一の昼間時間帯の便となる。新仕様のシートを装備する同社の787型機が、アジア路線に投入されるのは新路線が初めてだという。
スケジュールは羽田出発=17時40分・トロント到着=16時40分、トロント出発=13時・羽田到着=14時55分(翌日)。
同社は羽田空港再国際化後の2011年1月、同年3月に開設を予定していた羽田~バンクーバー直行便の就航を見合わせている。「期待より低い旅行需要」が就航中止の理由で、「(羽田空港で)アジアの都市などへの乗り継ぎが可能になる時間帯の発着枠が確保できるまで延期する」としていた。
成田とトロント・カルガリー・バンクーバーを結ぶ同社の既存の日本路線は継続する。(取材協力=みんなの空港新聞)