お台場を中心にした臨海副都心地域で11月23日、誰でも利用できる無料のインターネットWi-fi接続のサービス「東京お台場FreeWiFi」が始まった。
東京臨海ホールディングスとソフトバンクモバイルが国内外からの観光客の受入環境の充実、利便性・快適性の向上、臨海副都心地域の活性化などを目的に整備を進める。有明南地区の「有明フロンティアビル前」と「東京ビッグサイト前」からサービスを開始し、2013年3月末までに台場(ホテル グランパシフィックLE DAIBA、アクアシティお台場など)・青海地区(テレコムセンタービル、青海フロンティアビルなど)へも利用エリアを拡大する予定。
同サービスは、ソフトバンクモバイルが設置する「ソフトバンクWi-Fiスポット」を利用するもので、利用者は自身の携帯電話や無線LAN機能を搭載した情報端末などでEメールの送受信やインターネットへの接続が利用できるようになる。利用には登録が必要で、エリア内での手続きはSSID「FreeWiFi_ODAIBA」に接続後、画面に表示される手順に従う。事前手続きはウェブサイト「東京お台場.net」で受け付ける。
1日の利用は最大6時間(1回あたり最大2時間で、1日3回までログイン可能)。
サービスを提供する両社は「ビジネスや観光用途だけでなく、災害発生時の情報収集にも活用できるようになる」としている。