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お台場で「熱血農業女子」集うイベントー全国の女性生産者が食材紹介・販売

登壇する「熱血農業女子」のみなさん。

登壇する「熱血農業女子」のみなさん。

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 お台場のイベントスペース「東京カルチャーカルチャー」(江東区青海1)で11月23日、日本各地の農業・漁業・畜産業を代表する女性生産者が自慢の食材を披露するイベント「秋の農業女子 大収穫祭」が開催された。

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 農山漁村女性・生活活動支援協会が展開するネットワーク「女性農林漁業者とつながる全国ネット」(愛称「ひめこらぼ」)が、女性の農業・漁業・畜産業への積極的な参加とその広がり、異業種との連携などをPRしようと、初めて企画した。登壇したひめこらぼのメンバーと食材は、石岡紫織さん(りんご・りんごジュース、青森県)、蛯子良子さん(大間の水産加工品・まぐろシチュー、同)、岡田朋子さん(放牧和牛肉・ビーフジャーキー、岡山県)、國分由佳さん(ハンバーグ・ビーフベーコン、埼玉県)、難波友子さん(赤米加工品・ドライフルーツ、岡山県)、肥田直子さん(ジェラード・アイス最中、神奈川県)、山口ユミさん(梅干し・練梅、埼玉県)、山崎美穂さん(有機栽培米 将門ひかり舞・日本酒、茨城県)、柚木マスミさん(糸島金山寺納豆、福岡県)。

 会場では女性の農業・漁業・畜産業への取り組みの具体例や生産する食材の特徴を、トークショー形式で披露。参加者が参加するクイズ形式の「農業女子検定」やじゃんけん大会なども行われた。参加者にはイベント中、登壇者が紹介する食材を使った特別ランチメニューが提供されたが、いずれも完売となった。ステージイベントの前後に行われた各食材・商品の試食・即売には多くの参加者が詰めかけ、盛況を見せた。

 参加者は「食に意識の高い」女性を中心にした約100人。都内から仕事仲間と共に参加したという30代の女性は「平日のランチでも食材の品質は気になる。(消費者として)生産者を知ることはとても大事。女性が主体となって生産に取り組んでいることは刺激的」と話していた。

 ひめこらぼは、農林水産省が今月立ち上げた「農業女子プロジェクト」とも連携。女性農業者の持つさまざまな知恵や情報を、食卓を超えて社会に届けるためのプロジェクトで、共同で女性農業者が日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った知恵を異業種の事業と結びつけ、新たな商品やサービス・情報を発信する。事業担当者は今後の活動について「第一次産業が見直され、若者が地方に興味をもつ傾向もある。女性の積極的な農業・漁業・畜産業への参加をサポートしていく」と話している。

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