羽田発着フィリピン路線、昼間と夜間に開設可能に-「オープンスカイ」合意も

フィリピン・マニラの「第2空港」の位置づけもあるクラーク国際空港ターミナル

フィリピン・マニラの「第2空港」の位置づけもあるクラーク国際空港ターミナル

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 国土交通省は9月13日、フィリピン航空当局との協議に合意し2014年3月以降、昼間時間帯(6時~23時)と夜間時間帯(23時~翌6時)に羽田空港~フィリピン主要都市間の航空便の運航を可能にすると発表した。

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 羽田の国際線発着枠が3万回から6万回に増加が予定されるタイミングで、双方の国に各時間帯1日2スロット(発着回数)を割り当てる枠組みを設定する。2014年3月以降に、羽田~マニラ路線などの新規開設が期待される。

 協議では成田国際空港を含む航空自由化政策「オープンスカイ」にも合意。2国間の航空輸送が相互に自由化され、双方の航空会社が原則自由に路線と便数を設定することが可能になった。首都圏空港以外では、以遠地点への輸送(相手国で旅客・貨物を積み込み、第三国へ積み下ろす輸送)についても相互に自由化した

 羽田空港発着の国際線の昼間時間帯の運航は、東アジアの近距離路線に限定されていたが、2014年以降は長距離路線にも発着枠を認めることが決まり、すでにイギリス・フランス・中国・シンガポール・タイ・ドイツ・ベトナム・インドネシアなどが合意している。日本が首都圏空港を含むオープンスカイに合意した国・地域は、フィリピンが25カ国目。

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